LinkedInで広告を出すには?広告の種類と使い方【徹底ガイド】

新型コロナウイルスによるパンデミック以降、アメリカではLinkedInの存在感が増しています。対面での商談や展示会など、従来型の営業とマーケティング活動が制限される中で、DX化が急務のB2B企業においては欠かせないプラットフォームになりつつあります。

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LinkedInとは?特徴と活用方法

日本ではリンクトインとも呼ばれますが、アメリカではリンクドインと発音されます。LinkedInはビジネス版Facebookとも言われ、ニュースフィードに投稿をしたり個人や企業のページをフォローするのは他のソーシャルメディアと変わりありませんが、活用方法としてはB2B向けのマーケティングや企業広報・ネットワーキング・転職活動・ヘッドハンティングなどビジネス目的での利用がメインになります。またあまり知られていませんが、LinkedInは2016年6月にマイクロソフト社に買収され、現在はマイクロソフトの所有となっています。

 

LinkedIn広告の始め方

日本では馴染みの薄いLinkedInですが、ユーザー数は昨年2020年に全世界で7億を突破。ビジネスアウトリーチの手法をデジタルにシフトするB2B企業が増え続ける中で、アメリカのB2B向けオンライン広告の約5分の1はLinkedIn上で消費されています。

LinkedInで広告を出すには、まずは自身と会社のプロフィールを作成する必要があります。ユーザー登録が完了したら、右上の”Work▼”のアイコン内にある”Create a company page”から広告を出したい会社のプロフィールを作成、またはすでに会社ページがある場合はAdminメンバーになります。プロフィール作成完了後、同じく”Work▼”のアイコン内にある”Advertise”から、広告の作成を始めることができます。

LinkedIn広告の作り方 Legitalブログ

一度広告作成ページに入ると、”Work▼”アイコンの右に”Advertise”のアイコンが出現するので、以降はそのアイコンをクリックして広告作成を進めます。

 

LinkedIn広告の種類

LinkedIn広告には他のソーシャルメディア同様、様々なタイプがあります。1つずつ紹介していきますので、広告にしたいコンテンツの形式・ボリューム・目的によって使い分けましょう。

 

1. Single Image Ads

LinkedIn single image ad

Single Image Adはニュースフィード上に表示されるネイティブディスプレイ広告で、画像1枚・ヘッドライン・説明文・CTA(Call to action = ユーザーに行動を促すワード。”Learn more”, “Download”, “Contact us”など)で構成されます。Single Image Adはなるべく多くのオーディエンスに広くリーチするのに適しており、エンゲージ率を保つためにターゲティング基準を2つまでにすることが推奨されています。

 

2.  Carousel Ads

Legitalブログ LinkedIn carousel ad

Carousel AdはSingle Image Adと似ていますが、画像を複数設定することができ、ユーザーはスワイプして見ることができます。商品・サービス内容が多数ある場合や、複数のビジュアルでストーリーを伝える場合などに適しています。

 

3. Text Ads

Legitalブログ LinkedIn text ad

Text Adは主にLinkedInの画面右側のサイドバーに表示され、小さめの画像とヘッドライン、短い説明文、CTAで構成されます。Text Adは枠が小さいため、ブランドメッセージなどのジェネラルな内容だと効果が出にくく、具体的でインパクトのある内容にすることが大切です。

 

4. Dynamic Ads

Legitalブログ LinkedIn dynamic ad

Dynamic Adはユーザーのプロフィールデータを元に、自動でパーソナライズされた広告を表示させることができます。Dynamic Adは画面右側のサイドバーに表示されますが、その内容は”Follower Ads”, “Spotlight Ads”, “Job Ads”, “Content Ads”と複数のフォーマットがあり、ターゲットユーザーに適した内容を表示します。

 

5. Conversation Ads

Legitalブログ LinkedIn conversational ad

Conversation Adはニュースフィードやサイドバーに表示するのではなく、ユーザーのLinkedInメッセージボックスに直接メッセージを送る形の広告です。内容は広告原稿そのままではなく、あくまでメールを送るのと同じような文章にし、いくつか設置できるCTAボタンを使って実際にチャットをしているかのような流れを作り、最終的なコンバージョンへと誘導します。

 

6. Message Ads

Legitalブログ LinkedIn message ad

Message AdはConversation Adと同じく、メッセージボックスに直接送信する広告です。Conversation Adと違うのはCTAボタンが1つしか設置できないことと、500字までという文字数制限がある点です。このため、Message Adは訴求範囲を絞り、ポイントを明確にすることでより効果を発揮します。

 

7. Video Ads

Legitalブログ LinkedIn video ad

Video Adはニュースフィード上にネイティブ広告として表示される動画広告です。動画なので静止画やテキストよりも多くの情報を含めることができますが、一方でソーシャルメディア上でユーザーが動画に目を止める時間はどんどん短くなっていますのであまり冗長にならないように注意し、特に最初の15秒はアテンションを引くような構成が必要です。

 

8. Job Ads

Legitalブログ LinkedIn job ad

Work with us Adとも呼ばれる求人目的の広告の1つです。求人を出している企業の従業員のプロフィールページに表示され、その会社が広告を出していないときは競合他社の広告が代わりに表示されます。ちなみに、LinkedIn上での求人広告は従来型のリクルーティング広告に比べ、50倍のエンゲージメントがあると言われています。

 

9. Single Job Ads

Legitalブログ LinkedIn single job ad

Single Job Adは、募集中のポジションを告知するもう1つの求人広告のタイプです。候補となりそうなユーザーのフィード上に表示することができ、より急ぎの募集を掛ける場合、応募を集めるのが難しい職種の場合に適しています。

 

効果的な広告運営のために

LinkedInの広告費用は、業界にも寄りますがFacebookやTwitter、Amazon、Googleなど他のPPCプラットフォームに比べると全般的に高めと言われています。ですが、ユーザーの業界や業種・職種・タイトル・学歴または具体的な企業名などでターゲティングができるソーシャルメディア広告は他になく、結果的にB2B企業にとっては最もコスト効率のよい媒体となる可能性も高いのです。適切な広告タイプの選択とターゲット設定を心掛け、常にブラッシュアップを続けることが、広告運営の成功には大切です。