アメリカ発のB2B向けSNS LinkedInとは?

LinkedInはB2Bでの利用目的に特化したアメリカ生まれのソーシャルメディアです。読み方は日本だとリンクトインと呼ばれることが多いようですが、英語での発音はリンクドイン、最初の“リ”が強く発音されます。Facebookのビジネス版とも表現され、そのインターフェースもよく似ているのでFacebookを使ったことがあれば使い方が難しいと感じることはないと思います。

LinkedIn Users

国別の登録者数データです。アメリカが1億5,700万人と断トツに多く、日本ではまだ200万人にとどまっていますが、中国やインド・ブラジルなどの新興国、ヨーロッパや東南アジア各国など、全世界で6億人以上のユーザーを抱える巨大ネットワークです。

アメリカの多くの会社がFacebookページを持っているように、ほとんどの会社がLinkedInページを持っています。そこでは展示会への出展告知、ニュースリリース、他企業との提携情報、新任エグゼクティブの紹介、会社としての取組みの紹介など、どちらかというと一般消費者向けよりはビジネス関連の情報をアップデートします。

一方で、LinkedInが持つ重要な特長の1つが人の“採用”の機能です。LinkedInの会社ページではOpening Positions(募集中の職種)を掲載することができ、ユーザーは個人のLinkedInアカウントから応募することができます。また、企業側が採用したい人物をLinkedIn上で探し、個人に直接ジョブオファーを送ることもできます。

アメリカでは高額な手数料が発生する従来型の人材派遣会社を介した採用から、このような企業による直接採用が広がりつつあり、LinkedInはその流れの中で重要な役割を果たしています。ユーザーは仕事探しのため、またはオファーを受け取るために常に自分のLinkedInページをアップデートし、レジュメ(履歴書・職務経歴書)代わりに利用するという側面があります。

LinkedIn Profile

アメリカの大学では就職活動中の学生のために、LinkedInのプロフィール写真を撮影するためのフォトブースがキャンパス内にあるそうです。LinkedInのプロフィール写真はビジネス目的という特性上、Facebookのようなセルフィーやスナップ写真ではなく、プロフェッショナルに見えるほうが良いとされます。日本の履歴書に貼る写真と同じ感じですね。転職や副業が一般的で人材の流動が激しいアメリカでは、性別や年齢にかかわらず必須のSNSとなっています。